INDONESIA インドネシア

INDONESIAインドネシア

産地情報

東南アジアに位置する島国で、5,110kmと東西に非常に長く、世界最多の13,466もの島嶼を抱える国家です。カカオの一大産地でもある同国は30万トンを超える世界第三位の生産量を誇る国です。主な産地はスラウェシ島、スマトラ島、ジャワ島が知られています。国の輸出農作物のうちパーム油、天然ゴムに次いで輸出シェアを占めており、一国の産業としても貴重な作物です。一方で質より量を取る傾向が一般的にあり、収穫後のポストハーベスト処理(発酵及び乾燥工程)を省いたカカオを流通していることが多い傾向にあります。

パートナー情報

数ある島の中で弊社のパートナーとなるのはバリ島で2006年に設立されたケルタ セマヤ サマニヤ生産者組合(KSS)です。KSSはバリ島内の35のグループ、588 のカカオ農家が所属する生産者組合であり、所属生産者メンバーのために生産性向上や発酵技術向上のトレーニング、ファイナンスサポートなどを行いながら、年間250トンほどのカカオ豆を集荷販売しています。
2011年にKSSはインドネシアで初めてのUTZ認証を取得し、農家レベルで品質の維持と発酵の重要性への意識付けを行いました。その後、2017年にUSDAとEUオーガニック認証を取得し、インドネシアで初めて国際オーガニック認証を取得した生産者組合となりました。
同年11月にはKSS所属の農家”I Made Sugandhi”がInternational Cacao Awardベスト50に選ばれています。

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基本データ

地域 バリ島
品種 トリニタリオ種
発酵方法 ボックス法
発酵日数 6日間
攪拌 2日おき
乾燥方法 竹製のテーブルにて天日干し
乾燥日数 3-4日間
水分値 7%以下
選別 手選別
認証 USDA Organic、EU Organic
その他 インターナショナル・カカオ・アワード2017ベスト50受賞
フレーバー ナッツ、フルーツ
国内生産量 310,000トン(2016/2017)
収穫期 メイン 7-8月

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