2000年以上前のマヤ文明の頃にベリーズではカカオは貨幣として流通していました。その名残で今でも南部地域で数世紀に渡りカカオ生産が行われています。ベリーズのカカオは珍しい品種、ユニークな風味、少ない生産量の3点からファインカカオとして世界のbean to barマーケットで使用されています。主な生産地域はStann Creek地区、Cayo地区、マヤ民族が未だ多く住むToledo地区。カカオのアロマを守るためにマヤの伝統的技法で植樹、収穫後処理を行いオーガニックカカオを生産しています。
ペイニカカオプランテーションとそのチームは、何千年もカカオを栽培しているベリーズ南部の先住民族と深いつながりを持っています。2016年以来、96エーカーの農地を生産性の高いファインフレーバーオーガニックカカオ農場に発展させてきました。自社農場内には45000本以上のカカオの木を保有し、204か所のカカオ農家と契約をし豆を集荷しています。発酵乾燥処理は完全に自社内で行うセンター発酵システムを採用。グループ会社でMahogany Chocolateというブランドを掲げ、日々ベリーズカカオの魅力を引き出す方法の研究に打ち込んでいます。
地域 | Naluum Ca, San Jose村 |
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品種 | トリニタリオ(98%) / フォラステロ(1%) クリオロ(1%) |
発酵方法 | 3段ボックス 収穫後8時間以内に施設に集め屋内で醗酵 |
発酵日数 | 7日間 |
攪拌 | 2回撹拌 |
乾燥方法 | 日陰乾燥、天日乾燥 |
乾燥日数 | 10日間 |
水分値 | 6.5% |
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選別 | 手選別 |
認証 | EU USDA Organic認証 ※有機JAS認証無し |
フレーバー | ナッツ、トロピカルフルーツ、バニラ、ココナッツ |
国内生産量 | 年間80トン |
収穫期 | 11-6月 |