東アフリカ最大の国土面積を誇るタンザニアは世界でも有数の大自然や様々な野生動物を見ることができます。北部にはナイル川の源泉であるヴィクトリア湖、北東部にはアフリカ最高峰のキリマンジャロ、セレンゲティ国立公園にはライオン、ヒョウ、ゾウ、サイなどの野生動物がたくさん生息し、これぞアフリカ!と感じることでしょう。カカオの生産に関していえば、アフリカの他の産地に比べ、タンザニアは土壌と気候がカカオの栽培に非常に適しており年間の収穫量が1ヘクタールあたり2-3トン、他国に比べて2-3倍の生産量と収穫効率を誇っています。品種はフォラステロを基本としながらもクリオロ、トリニタリオも自然交配させながら生育しているため、ナッツ感と爽やかなフルーツ感のあるアフリカの中でも類を見ないような複雑なフレーバーになっています。
弊社が取引をしているタンザニア南部のマラウイ湖の湖畔にあるキエラ地区のカカオは100%無農薬かつ、生産者情報のトレーサビリティの取れたものです。
そのキエラ地区の中でも最も管理の行き届いたママブ村では、村の主婦達が乾燥後のカカオ豆を丁寧に全て手で選別を行い、出荷をしています。
現在弊社ではタンザニアを拠点にTachibana East Africaという会社を設立し、カカオの集荷から輸出まで現地と協働しています。成績が優秀な農家にはカカオを運ぶバイクをプレゼントするなど農家への経済的な貢献にも努めています。
地域 | ムベヤ州キエラ地区ママブ村 |
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品種 | トリニタリオ種 |
発酵方法 | 3段ボックス法 |
発酵日数 | 7日間 |
攪拌 | 2回 |
乾燥方法 | 天日干し |
乾燥日数 | 最低4日間 |
水分値 | 6.5%以下 |
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選別 | 目視・手選別 |
認証 | N/A |
その他 | ロット毎に品質報告書管理、オーガニック製法 |
フレーバー | シトラス、青リンゴ、ナッツ |
国内生産量 | 16,000トン(2016/2017) |
収穫期 | メイン2-12月 |