Tanzania – Kokoa Kamili タンザニア連合共和国

Tanzania – Kokoa Kamiliタンザニア連合共和国

産地情報

東アフリカ最大の国土面積を誇るタンザニアは世界でも有数の大自然や様々な野生動物を見ることができます。北部にはナイル川の源泉であるヴィクトリア湖、北東部にはアフリカ最高峰のキリマンジャロ、セレンゲティ国立公園にはライオン、ヒョウ、ゾウ、サイなどの野生動物がたくさん生息し、これぞアフリカ!と感じることでしょう。カカオの歴史は古く、1880年代に初めてカカオの木が導入され、その後140年以上にわたって栽培されています。アフリカの他の産地に比べ、タンザニアは土壌と気候がカカオの栽培に非常に適しており年間の収穫量が1ヘクタールあたり2-3トン、他国に比べて2-3倍の生産量と収穫効率を誇っています。品種はフォラステロを基本としながらもクリオロ、トリニタリオも自然交配させながら生育しているため、ナッツ感と爽やかなフルーツ感のあるアフリカの中でも類を見ないような複雑なフレーバーになっています。

パートナー情報

新しく弊社パートナーとなったKokoa Kamili社は、タンザニアのキロムベロ渓谷にある小規模農家のネットワークへ直接出向き、代理店や仲介業者を介在することなく生豆を買い付けています。その後自社施設で発酵、乾燥、等級分け、ブレンド、包装を行っています。タンザニアの中で最も高い価格で生産者から買い付けを行い、高品質なカカオ生産に取り組んでいるサプライヤーです。
会社名にもなっている「Kamili」はスワヒリ語で「正確に」「絶対に」という意味で、農家に対する価格設定の透明性や仕入れの正確さへのこだわり、チョコレートメーカーに高品質な豆を届けたいというメッセージも込められています。

基本データ

地域 Mbingu村, Kilombero渓谷, Morogoro州
品種 トリニタリオ、(ナショナル)
発酵方法 3段ボックス法
発酵日数 6日間
攪拌 2日に1回
乾燥方法 高さのあるメッシュテーブルで天日干し
乾燥日数 4-8日間
水分値 <7%
選別 40人ほどの女性による手選別
フレーバー 柑橘(グレープフルーツ、レモン)、トロピカル(パイン)
収穫期 7月~12月

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